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★夕日の鑑賞会 9月20日報告!★

夕日の鑑賞会、ご参加、ありがとうございました。

心配された台風も四国は早めに通過し、昨日は快晴の中「白石の鼻 夕日の鑑賞会」を開催しました。

単なる民間の一個人の主催した鑑賞会に沢山の地元の皆様のご参加、誠にありがとうございました。
また、心配で?(笑い)、手伝ってくれたI君はじめ遠方からお越しいただいた方々、同僚のU君どうもありがとうございました。

途中、飛び入り参加をしていただいた方等も含め20名は超えていたと思います。

当日は、快晴に恵まれこの「素晴らしい天体現象」をみなさんと一緒に楽しむことができました。

感謝に耐えません。

当日の様子などを報告させていただき、お礼に替えさせていただきます。

有難う御座いました。

9/21 篠澤邦彦

-------------当日の様子----------------------------
(写真は個人が特定できないように縮小サイズもしくは背面より撮影しています。)

・白石龍神社 境内で参拝後
 白龍石を支える構造、石組みについて説明しました。
 夏至のラインについて実物と写真で説明しました。
 亀石の形状(親亀、小亀)について説明しました。

・観測台付近で白龍石に空洞が空いていることを説明しました。
 春分・秋分のラインについて説明しました。
 様々なところにある謎の線刻(岩石群に刻まれているライン)について説明ました。
 江戸時代の歴史書での記述について説明しました。
 
・白龍石に日没前の日の入りが貫通し海面を反射する現象を観察しました。


(日の入りの様子の動画)


夕日の鑑賞会1
(観測台付近で日の入りを待つ参加者)


夕日の鑑賞会2
(夕日が白龍石を貫通する様子を観察する参加者)

(※)参加者からの情報
(伝承等お知らせいただくとありがたいです。)
・白龍石には昔、祠が立っていた。
・白龍石には大きな亀が住んでいると伝えられていた。
実際、昔は海亀を良く見かけた。
・近辺は波が激しいので泳いだら行けないと言われていた。


夕日の鑑賞会3


夕日の鑑賞会4


夕日の鑑賞会5
(うれしいハプニング。神の使いか?)

参加者の方に教えていただいたのですが、終了間際、一羽の鷺が白龍石の空洞を通過し、近くの石に止まったとのこと。(通過したところは私は見れなかったんですが)

実は愛媛が全国に誇る大山祇神社(大三島神社)の神の使いとされているのは鷺(サギ)なのです。
(参考:http://jinja-kikou.net/bunreibunsya.html

白石龍神社は勝岡神社の末社であり、勝岡神社の祭神は小千命(オチノミコト)です。
小千命(越智氏の祖先)は大山祇神社を創建された氏族なのです。

江戸時代の学者、野田石陽(1775-1827)が著した書籍には「瑞正中」(春分・秋分の日に瑞兆が現れる)と表現しました。

確かに、みんなの前に瑞兆が現れました。(笑い)

ご参加された皆様、本当にありがとうございました。

p.s.ブログを閲覧されている方も、コメントいただけると記事を書く励みになります。

(※リンクは「白石の鼻」研究レポート 目次に張って下さるようお願いします。)

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テーマ : 歴史大好き!
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

篠澤邦彦

Author:篠澤邦彦
 H20.1月に偶然、通りかかった瞬間に「白石の鼻」の巨石がオーパーツであると直感。その後、集中的に調査・研究し、春分(秋分)、夏至、冬至の二至二分の夕日のラインと巨石群が整列することを実証。秋分の3日前に地元住民等と協力して「秋の夕日の鑑賞会」、12/14に「冬の夕日の鑑賞会」を成功させる。9/27にイワクラミット(神戸)にて研究レポートを報告。歴史研究会12月号「白龍石の謎」が掲載される。現在、「白石の鼻」巨石文化の可能性について研究・情報発信・普及に努めている。
モットー「固定観念をぶっ飛ばせ!」

郷土史研究家
(主に先史時代の巨石文化について探求しています)
全国歴史研究会会員
イワクラ学会会員

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