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ウッドヘンジ!夏至の儀式に利用か?

米国のオハイオ州にある”木製のストーンヘンジ”に夏至などの天文学的な事象を祝うために使用されていたことが判りました。

遺跡の正式名称は、「ムーアヘッドサークル(Moorehead Circle)」。なんと約2000年前に作られたと考えられています。

これまで北米の先史時代の文化は、あまり注目されてきませんでしたが、ここでも古代人が現代人が思っている以上に科学的な観察眼を持ち、精巧な設計のもと巨大な建築物を作る技術・社会を持っていたということが証明されたといえるでしょう。

古代の遺跡には夏至・冬至・春分・秋分等天体と連動するように配置されることが多いのです。

-------ナショナルグラフィックス 2010/7/21------------

アメリカ、オハイオ州の都市シンシナティの北東部郊外で見つかった“木製のストーンヘンジ”は、考古学者チームの発掘調査によりその謎が解き明かされつつある。建造の目的には諸説あるが、約2000年前に儀式の場として使われていたことを裏付ける新たな証拠が見つかった。最近の研究によると、かつては木柱が環状に配置されていたこの遺跡は、イギリスのストーンヘンジのように、夏至などの天文学的な事象を祝うために使用されていた可能性が高い。

woodhenge-ohio-dig_23489_big.jpg

 遺跡の正式名は「ムーアヘッドサークル(Moorehead Circle)」だが、「ウッドヘンジ(Woodhenge)」という呼び方が一般的だ。かつては、皮を剥いだ木柱が環状に立てられていた。不規則な同心円状の配置で、サークル全体の直径は57メートルほどある。

 いまでは岩石でふさがった柱穴が残っているだけで、その周囲にはフォートエンシェント州立記念公園(Fort Ancient State Memorial)の謎の土塁群が巡らされている。何百メートルという大きさの土塁もあり、すべて農耕開始以前のアメリカ先住民が築いたものだ。紀元 1~9世紀当時のホープウェル文化は、北アメリカ大陸中西部から東部にかけて繁栄した。

 2010年、考古学者チームは、ムーアヘッドサークルの分析にコンピューターモデルを導入した。すると木柱の配置に、イギリスのストーンヘンジと予想以上の共通点が見いだされた。天文学をベースにした意図的な並べ方だったのだ。

「コンピューターを利用すれば、航空写真や発掘分布図、さらにはデジタル画像まで、さまざまな地理的データを組み合わせることができる」と、今回の発掘調査を率いたオハイオ州デイトンにあるライト州立大学の考古学者ロバート・リオーダン氏は説明する。

 これまでの調査でも、環状列穴群、遺跡の周囲に築かれた人工の囲い、石塚、近くの土壁の門などが、すべて一直線上に並んでいることはわかっていた。

 今回の研究で、北半球で昼の明ら長さが最も長くなる夏至の日にムーアヘッドサークルの中心部に立つと、朝日が土壁の門から昇るように配置されていることがかになった。イギリスのストーンヘンジでも、環状列柱の外側にあるヒール・ストーン付近から夏至の朝日が昇り、中央の祭壇石に光が当たるという同じような現象が見られる。

 2005年、公園関係者は地中探知技術を使い、ムーアヘッドサークルで最初の穴を発見した。以来、リオーダン氏のチームは数百個の穴を特定している。「直径約30センチ、深さは最大1メートルあり、カシやヒッコリー(クルミ科の広葉樹)など土着の樹木の皮を剥いで作った木柱が立てられていたようだ」とリオーダン氏は言う。木柱の高さはおそらく地面から3~4メートルほどで、柱同士の間隔はわずか数センチの場合もあった。

 サークルの最も中心では、赤みを帯びた焼かれた土に混ざって数百の陶器の破片が地面に敷き詰められていた。

 2007年には、リオーダン氏の発掘チームが砂利だらけの土の下から、灰と粘土で埋まった溝を発見している。溝の配置は、既に消滅してしまった木柱の配置パターンを模倣したものだった。「木柱もそうだが、この溝が何のために掘られたのかまったく不明だ」とリオーダン氏は話す。

 古代民族にとって、ムーアヘッドサークルの建造は大変な事業だったろう。「穴をいくつも掘り、切リ倒した木を運搬して適当な大きさに切ってから、樹皮を剥いで柱穴に立てたのだろう」とリオーダン氏は推測する。また、1.6キロほど先の標高76メートルの丘から、石灰岩も運ぶ必要があった。岩は砕かれ、木柱を直立させるため穴に入れられた。

 柱穴を掘るのもそう簡単ではない。シャベルやつるはしも無い時代、ホープウェルの人々には動物の骨や削った木材ぐらいしか選択肢はなかった。これだけ手間を掛けても、人々はこの建造物が長持ちしないとわかっていたに違いない。「10年もたてば木柱のほとんどが腐り、交換が必要になったはずだ。この精巧な建造物に費やされた労力を考えると、最重要の儀式の場だったことがわかる」と、リオーダル氏は付け加えた。

Photograph courtesy Bob Riordan
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そして、白石の鼻巨石群も季節の二至二分を完璧に表現しているのです。

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夏至頃の白石の鼻の夕日

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篠澤邦彦

Author:篠澤邦彦
 H20.1月に偶然、通りかかった瞬間に「白石の鼻」の巨石がオーパーツであると直感。その後、集中的に調査・研究し、春分(秋分)、夏至、冬至の二至二分の夕日のラインと巨石群が整列することを実証。秋分の3日前に地元住民等と協力して「秋の夕日の鑑賞会」、12/14に「冬の夕日の鑑賞会」を成功させる。9/27にイワクラミット(神戸)にて研究レポートを報告。歴史研究会12月号「白龍石の謎」が掲載される。現在、「白石の鼻」巨石文化の可能性について研究・情報発信・普及に努めている。
モットー「固定観念をぶっ飛ばせ!」

郷土史研究家
(主に先史時代の巨石文化について探求しています)
全国歴史研究会会員
イワクラ学会会員

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