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神の島・鹿島4

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鹿島の山頂には沢山の放送局や通信会社の設備があるようです。

山頂自体は高くありませんが、海に囲まれ周りが平坦であったり、北条平野を見渡せたり、松山と北条の境にある山々の障害物を避けるため高浜方面へ一旦、伝送するのに中継点として良いのでしょう。

kashima_21.jpg


共用のポールに沢山のアンテナ(パラボラアンテナ、八木アンテナ、ダイポールアンテナなど)が搭載されています。

kashima_23.jpg


放送設備、通信設備にはシステムを有効に動作させるために必要なものがあります。

GPS(位置情報)と標準時間です。

kashima_22.jpg
(各社のGPSのアンテナが見て取れる)

GPSによって設置場所の地球上での正確な経緯度を取得します。
(現在は米国によって無償で提供されていますが、これが、有償もしくは日本への電波の送信停止になった場合の影響は計り知れないでしょう。ここにも、主体的に意思決定してこなかった・できなかった日本の脆弱性が見て取れます。)

標準時間は日本では電波時計によって西日本と東日本で2箇所から受信します。

電波時計で取得した時間をNTP(Network Time Protocol)サーバなどから各サーバ機器やネットワーク機器、パソコンなどに配信しシステム全体での時間の同期をとります。

そういった情報通信システムを動作させる原理・原則の仕組みがないと正常に動作しないのです。

翻って、歴史を振り返ってみても、権力者・国家にとって重要な機能として「地図を作る(位置情報を把握する)」ということと「暦を作る(時を知る)」ということは一大事業でした。

江戸時代、シーボルトは日本の地図を海外に持ち出したということで、永久追放をなりました。それだけ機密事項であったわけです。

ずーっと歴史を遡ると、山頂にある磐座(イワラク)は祭祀の役割があったのは確実でしょう。

そして、大昔は政教一致していたわけですから、祭祀と政治は同じ集団が維持していたと思われます。

それは今なお、語源にも現れていると思います。

祭(まつり)

政(まつりごと)

というように。。



神に祈る祭祀と同時に、指導者の重要な役割として位置を把握すること、時を知ること、また、情報を伝達することがあったでしょう。

山頂にある放送局や通信会社の送受信設備の近くには昔から不思議とイワラクなどの巨石があった(ある)ということが技術者の間では知られています。

それをコンピュータを駆使して国内中のポイントとなる緯経度を算出し、実地調査で計算通りの場所に磐座(イワクラ)があることを解明された方がいます。

それが建築家でイワラク学会会長の渡辺豊和氏です。

渡辺氏はそれを縄文光通信(夢通信)として提唱されたのです。

昼飯を食べながら、鹿島から注意深く約2.5km先の北条スポーツセンターあたりを観察していましたが肉眼でもはっきりと沢山の反射光(車か住宅などのガラスと思われますが)を確認することができました。

そして、鹿島の山頂から南西方向に見ると、確認できる岬があります。

そう、約10キロ先にある高浜の白石の鼻です。

当日は、霞がかかっていて見えにくいですが、肉眼でも白石の鼻の海上にある三ツ石(白龍石)を確認することができました。

kashima_20.jpg

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プロフィール

篠澤邦彦

Author:篠澤邦彦
 H20.1月に偶然、通りかかった瞬間に「白石の鼻」の巨石がオーパーツであると直感。その後、集中的に調査・研究し、春分(秋分)、夏至、冬至の二至二分の夕日のラインと巨石群が整列することを実証。秋分の3日前に地元住民等と協力して「秋の夕日の鑑賞会」、12/14に「冬の夕日の鑑賞会」を成功させる。9/27にイワクラミット(神戸)にて研究レポートを報告。歴史研究会12月号「白龍石の謎」が掲載される。現在、「白石の鼻」巨石文化の可能性について研究・情報発信・普及に努めている。
モットー「固定観念をぶっ飛ばせ!」

郷土史研究家
(主に先史時代の巨石文化について探求しています)
全国歴史研究会会員
イワクラ学会会員

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